カピカピCPUグリス 対 怪しいCPUグリス
こんにちは今回は去年中古で購入したノートパソコンのファンがうるさくてうざかったのでグリスアップ(CPUグリスの塗りなおし)したというお話です。
*注意 この記事の真似をされる際は自己責任でお願いします。筆者である僕は一切の責任を負いません。
今回グリスアップしたパソコンについて
今回グリスアップしたパソコンはPanasonicのLet's note SX2です。(RAM 8GB)
今回参考にさせてもらったサイト
グリス交換の際にパソコンのばらし方を参考にさせていただいたサイトです。
検証に使用した環境
- パソコン Let's note SX2
- OS Windows10 pro
- ベンチマークソフト CINEBENCH R15
- 監視ソフト Open Hardware Monitor (version0.8.0 Beta)
ベンチマークそれぞれベンチマークを5回しました。
今回使ったグリス
僕は「CPUグリス 注射器型 シルバー ベーシックサーマルグリス PC 高性能CPU対応 熱伝導性抜群」というよく知らないグリスを使いました。
パッケージには「Halnziye Thermal Grease HY880」と書かれています。
このグリスはカラーの違うグリスではありますが、レビューの通り、amazonの商品サイトに書かれている「商品スペック」の熱伝導率と、パッケージに書かれている熱伝導率が違います。ちなみにamazonでは
熱伝導率:>6.5W/m_k
と書かれています。
グリスには
5.15W/m-kと書かれています。
なので、全然信用できるような販売者、商品ではありません。
実験結果
グリスアップ前(カピカピグリス)の結果
室温20℃
グリスアップ後(怪しいグリス)の結果
室温18℃
普段使用しているときのフィーリング
普段使用しているときはグリスアップ前、CPUが定格動作していてもファンの音が耳障りで、冷却ファンの周りが結構温かった。なので、負荷が下がるまで待ち、クロックか下がるまで待ってから使っていた。
グリスアップした後は、定格動作でもきちんと冷えて、ファンの音もおさまるので、このまま運用していきたいと考えている。
考察
カピカピグリスより怪しいグリスのほうが最高温度が高くなってしまった。よってカピカピグリスのほうが熱伝導率か高かったまたは、僕のグリスアップの作業がへたくそだったと考えられる。
しかし、カピカピグリスはCPUとヒートシンクに密着していないので、負荷が少ない状況だと冷却性能は怪しいグリスに軍配が上がる。
編集後記
実験前は、怪しいグリスで高負荷を続けるとCPUが90℃を超えてくるとは思わなかった。実験してちょっと驚いた。
ケチらずもうちょいいいグリスにしとけばよかったのかなぁ~。